てんかんの原因

てんかんの原因

一昔前までは、てんかん、とは遺伝病であるとされていました。が、現在のてんかん治療における医療機関では以下のように認識されています。

 

一部のてんかんには発作を起こしやすい素質が関与することも考えられる。が、てんかん自体は遺伝によって発症するものではない。というような考え方が支配的です。では、遺伝ではないとすれば、何が原因となっててんかんは発症するのでしょうか。

 

てんかんは発作が起こる原因によって2種類に分類されています。

 

突発性てんかん
原因が特定できないてんかんのことをさしてこういいます。

 

症候性てんかん
脳の損傷が原因で起こるてんかんのことをさしてこういいます。

 

脳の損傷が原因と書いてしまうと驚く人もいるかもしれません。しかし、ほんの小さな小指の先ほどの傷でも傷はです。脳には十分なダメージとなります。例えば、大きな事故に遭ってしまって脳外科に搬入された、というのであれば原因は明らかですよね。その大きな事故によるものです。しかし、脳が損傷するのはなにも事故だけとは限りません。

 

出産時に著しい低体重だった場合もなども脳に傷を負ってしまうことがあります。また、感染症にかかったさいにダメージを負ってしまうことも考えられます。事実、てんかんの研究結果の中には幼児期にかかったおたふく風邪やはしかがてんかんの原因とされているものもあります。ただし、おたふく風邪やはしかに罹患してしまったら、必ずてんかんを発症してしまうということではありません。罹患したその時点で脳波を検査することで特定につながります。

 

が、幼少期にはしかにかかり、成人してからてんかんを発症したという場合ならどうでしょう。はしかを原因としてしまうには暴論すぎますよね。成長期に、本人が気づかない何かが脳を傷つけていたかもしれません。可能性の話をしだせばきりがないのですが、てんかんの原因とは様々なものがあると知っておいてください。